TSRP blog

TSRP(東海大学学生ロケットプロジェクト)は,ロケット開発を行う東海大学チャレンジセンター所属の学生団体です.

H-40号機について その① 

皆さんこんにちは。
はじめまして、H-40号機の構造・機構設計を担当している安です。
公式Twitterの方は私が更新を担当しているのですが、Blogに書くのは初めてになります。
SRPでは機体や分離機構、ランチャ(発射台)の設計や、稀に広報班でポスターを作ったりしてます。

今回は3月に大樹町で打上予定のH-40号機についてさっくりと紹介をしたいと思います。


H-40号機の実験目的は
①新型機体構造の実証試験
②新型バルブシステムの実証試験
③改良型分離機構の実証試験

の2点です。③に線が入ってるのは後ほど説明致します。

「新型機体構造の実証試験」とは
TSRPではH-18号機から昨年度打上げたH-38号機まで、細かな変化はあれど一貫してモジュール式構造を採用しています。
モジュール式構造とは、搭載するコンポーネントごとに機体を分割化することで、機体部品の"再利用性"や"運用性"を高めた構造様式です。
下の写真はモジュール式構造を採用した機体の一例です。
H-19
機体にいくつも竹の節目のようなものがあることがわかると思います。
この"節目"ごとに機体が分割出来るようになっており、例えば機体を上と下に分けて平行して組立作業を行うことが出来たり、
一度使ったチューブを他の機体に流用出来たりと、非常に便利な構造なのです。

それではデメリットが無いのかと言われるとそうでは無く、前述のとおり"再利用性"と"運用性"に重きを置いているため、最軽量ではなかったり空気抵抗が大きかったりと、高高度を狙うミッションに最適な構造では無いのです。
tt_small.png

この構造は大きく設計を変えること無く様々な実験を行う事ができる、いわば「小型汎用実験プラットフォーム」として使用することで最大限にメリットを活かすことが可能です。
実際に、TSRPではこの構造を用いて数々の基礎試験や技術教育を行なってきました。

しかし、近年TSRPのロケットは急激に高度を伸ばしており、昨年度の夏には高度2.5kmまで到達しました。
"高高度を狙うミッション"で"高高度を狙うミッションに最適ではない構造"を使用するのはいささか効率が悪いので、もっと高度を上げることに特化した構造を作ろうということで開発が始まったのがH-40号機で実証される「新型機体構造」という訳です。

それでは高高度化に特化、とはどういうことなのかということですが、少々記事が長くなってしまったので続きは次回に
(順調なら2,3日後に更新します。たぶん。)

category: 14th HybridRocketProject

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