TSRP blog

TSRP(東海大学学生ロケットプロジェクト)は,ロケット開発を行う東海大学チャレンジセンター所属の学生団体です.

能代渡航_8~10日目 

能代から帰ってきて見事に一日寝て過ごしてました,林です.
宿題とか溜め込んで最後にひーひー言うタイプですがもう治らないかなぁと痛感しながらこれ書いてます.


ではではさくっと行きます.
8日目
ロケットを打ち上げる会場だった海岸をまずは綺麗に,ということで海打ち参加団体,先生方,また地元の方々の協力のもとたくさんのゴミを回収しました.
海岸清掃
事前に地元の方々が集まって海岸清掃をしてくださったおかげで例年に比べてゴミが少なかったそうです.能代市の皆さまには頭があがらないです.

海岸清掃が終わった後はこの日のメインイベント,リハーサルです.
みんな様々な思いを抱えて本番に向けて望み,緊張しながらもちゃんと楽しみながら取り組んでいたように思います.
リハーサル_1 リハーサル_機体整備
当日は台風が近付き雨雲レーダを注視しながら進めていました.また,普段のリハーサルは自団体所有のランチャーを利用しているため機体挿入時にASSPランチャーが思っていた以上に高い位置にあったというトラブルもありましたが他に大きな問題もなく,如何に本番でスムーズに動けるか,また問題が起きたときに備えられるかをよく確認しました.

無事リハーサルを終え,その日の夜にミーティングを行い,最終調整をし翌日の本番に備えていました…が,前回の記事の最後にも書いたとおり23日は台風のため打上げは延期となってしまいました.


9日目
先述の通りこの日は台風のため全団体打上げは中止でした.しかし朝には天候も回復し,機体運用者たちは作業所にて前日組および最終確認を,他メンバーは宿待機となりました.宿にはOBの方々が足を運んでくださり現役生を激励してくださいました.
(翌日が朝早いため皆7時前には就寝という非日常的な日でした)


10日目
待ちに待った本番!!

今回のミッションは二つ!
・音速突破
(・高度5 km越え)

どちらも達成出来れば学生団体初の快挙!そのために頑張ってきた成果を見せる日がやってきました.

海打ちは風や波の影響を強く受けるためなるべく早朝に打上げを行うことが理想的です.そのため機体系のメンバーは朝(というか夜中の)1時過ぎに,地上設備系のメンバーは2時に起床しました.そして機体組は2時前には作業所へ向かい当日組を,地上設備組も3時には海打ち射場入りしGSE展開を,まだまだ外が暗い中手元を照らしながら行いました.
本番_機体整備 本番_GSE
みんな真剣な面持ちで作業に取り組み,各々の作業を済ませていきました.この日は日が昇ってないうちからというのも相まって肌寒く,お揃いのTシャツをみんなで着ていたので作業着を着ていなかった組は風邪を引かないかひやひやしました.

空が白んできた頃に機体組が射点に到着し地上設備組と合流です.
本番_機体搬入 本番_射場まわり
OBでもある和田先生や堤先生の目が光るなか,皆いつも通り順調に作業を終え,台風一過の雲ひとつなく風も波も凪いだ最高のコンディションで本番の海打ちシーケンスをスタートさせました.

本番_機体挿入 本番_ランチャまわり

打上げシーケンス(手順)は重ねてきたリハーサルやしっかり行った準備,安定した天候,頼れるメンバー,そして何より全体総括の2人,全部が全部いい具合に組み合わさって順調に進みました.

途中ちょっとしたトラブルはあったものの打上げ可能時間内になんとか間に合い,さぁlaunch!!!



…結果としては完全に成功とは言えず,空中分解してしまいました.
順調だっただけに,音速の壁の厚さに圧倒されました.
海上に落下した機体は地元の漁師さんたちのご好意により,座礁ぎりぎりにも関わらず尽力してくださり無事回収にいたりました.
沖に流されたり沈んでしまい回収しきれなかった部分もありますが,漁師さん方が諦めずにいてくださったおかげで次へと繋がる手助けになりました,本当にありがとうございました.

今はまだ解析の途中段階であるためここでの言及は控えますが,私は今回の打上げは失敗ではなく,まだ先が見えておらず先輩たちの後についていくばかりの私たち後輩へのひとつの課題(というと講義が浮かんでしまいますが笑),ミッションになったと捉えています.”リベンジ”という1つの目標があるだけでもやる気は違ってきますし,なにより悔しい思いはばねとなり次に繋がります.
現PMからバトンを渡されたと思い,自身の立場を受け入れる機会になったなと今になって思います.


兎にも角にも,おこがましくも団体を代表して,第15期ハイブリッドロケットプロジェクトに参加したメンバー並びにイベント期間ご一緒させていただいた他団体の皆さま,秋田大学の皆さま,能代宇宙イベント運営陣の方々,能代市の皆さま,多くの先生方,他にも今回のプロジェクトにてお力添えしてくださった多くの皆さまにこの場にて御礼申し上げます.



では,長くなりましたのでここで一旦切りまして,能代渡航のお話はまだ続きますヾ(・∀・)ノ

category: 能代宇宙イベント2016

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