TSRP blog

TSRP(東海大学学生ロケットプロジェクト)は,ロケット開発を行う東海大学チャレンジセンター所属の学生団体です.

H-36,H-37/38解析結果 

こんばんは。そしてはじめまして、サブPMの田中です。

ブログでは初登場ですので、簡単に私の自己紹介をしておきます。
現在学部3年でサププロジェクトマネージャ(プロジェクトマネージャの補佐と思っていただければ)とロケットの飛翔シミュレーションと分離機構の担当を務めております。
ちなみにTSRP公式HPの作成/管理も承っております。


さて、大変遅くなってしまいましたが、PMの植松が忙しいので代わりに13thHRPのまとめを書かせていただきます…
(PMは卒研にも追われていて火の車…)

H-36ですが、3月12日 11:12に打ち上がり、飛翔頂点付近でパラシュートを開傘し無事着地しました。
回収も行われ、H-36のミッションとしていたバルブシステムによる飛翔を達成することができました。

H-36ランチクリア
H-36 ランチクリア(ちょっと後)

打ち上げが予定されていたH-39については日程上の都合により打上中止にしました。
H-38の墜落によって破損した部品の予備もあり、ロケット自体の打上準備は可能でしたが、天候や残り日程などを考慮した結果です。

その後片付け・輸送が終わり、3月14日に全員が関東へ帰還しました。

今回の渡航は通年より長い渡航期間で、よりハードな渡航でしたが様々な方のご支援、ご声援によって無事打上実験をほぼ完遂することができました。
本当にありがとうございます。

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H-36,H-37/38の解析結果ですが、すでに公式HPの方で公開されている通りです。
・H-36
 到達高度:198 m
 ミッション/バルブシステムの実証実験:達成
 備考:自主開発無線GSEでの打ち上げ成功
・H-37
 到達高度:350 m
 ミッション/オープニングショックの実測:達成
・H-38
 到達高度:墜落
 墜落原因:搭載計器の不具合と推定

近日中に2014年度の活動をまとめた報告書を公式HPのMultimediaページにアップロードしますので、詳細はそちらをご参照ください。
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現在来年(今年度)の2月末~3月頃に同じく北海道大樹町で打上予定のロケットの設計が進んでおります。
逐次、本ブログやTwitterでお知らせしていきます。
(最近はTwitterの更新頻度が高いです。是非ご覧ください。)

category: 13th HybridRocketProject

渡航N日目「打上げ、そして捜索」 

みなさんこんばんは、PMの植松です。

もう何日大樹町にいるかわからなくなってきた今日このごろですが、
色々まとめて報告致します。
(写真のアップロードが上手くいかないので画像はTwitterを見て補完してください><)

一昨日は、H-38、H-36の打上実験でしたが、
H-38の方は無事打ち上がったものの、上空方向の視界が悪く、
飛翔途中でロストしました。。。

また、H-36についてはSequence開始まで行ったものの、
濃霧による視界不良で打上げを中止し、11日以降の打上げとなりました。
実験計画書には1km以上の視界が確保されていることが打上条件として
挙がっていますが、上空方向への視界条件はないため、今後検討を進めて行く
必要があると再認識したところです。


そしてその次の日はH-38の捜索です。
H-30の捜索で培ったノウハウを生かしつつ、格子状に切ったマップを探すこと
1時間…

なんと雪原からロケットを捜索することに成功しました!!
残念ながら機体は弾道飛行しており、ロケット自体は大破しましたが、
データを格納しているEEPROMから飛翔データを吸い出すことが出来たので、
そちらを使って原因を解明しております。

明日はH-36の打上げです!!予定では除雪作業を行った後、
16:30頃の打上げを予定しています。

打上げができるのは後二日間ですが、しっかり打上げをして帰りたいと思います!

category: 13th HybridRocketProject

渡航1日目「大樹町につきました!」 

皆様こんにちは!PMの植松です。

本日より渡航開始!ということでしっかりブログの方を更新していきます(笑)

というわけで本日は渡航1日目ということで大樹町へ移動しました!
移動手段は毎年恒例のAIRDOで、ウィングレットからベア・ドゥちゃんが覗いています
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低気圧の接近で積雪が凄いことになっていましたが頑張って晩成温泉に向かいます。
th_5Y2A0262.jpg

また、一部メンバーは大樹町役場の方へご挨拶に向かいました。

毎年来て思うんですが大樹町役場ってとってもいい雰囲気があって格好いいんですよね。
th_IMG_2254.jpg

というわけで全員無事に晩成温泉に到着しました!
打上日程もだいぶ長期戦なので皆さん荷物が大きいですね。
th_5Y2A0268.jpg

晩御飯の前後には温泉にみんな向かい、移動の疲れを癒やしました。
晩御飯はカツカレーでした(お腹がとても空いていて写真撮ろうと思った頃には食べ終わってました)
晩成の温泉に入ると大樹町に来たなぁ…という感覚が凄いして、「頑張るぞー!」という
ような気持ちになりますね(笑)

明日は、3日に大学から見送った荷物の受け取りとランチャーやGSEの敷設、
機体・計器の組み立て/動作確認を行います!

11日間と少し長めですが皆様応援をよろしくお願いします!
ではおやすみなさい!・・・Zzzz・・・

category: 13th HybridRocketProject

大樹町打上実験のお知らせ 

皆様こんにちは,PMの植松です!

更新が停滞しており,申し訳ありませんでした><
打上げも近づいてきましたので、正式な告知をしたいと思います!

今年の大樹町の打上げは、4機打上げを行います!
大樹町には3月4日〜3月14日で滞在しまして、
2015年3月7日~12日の6日間で打上げを行います。
打上げ予定時刻等はTwitterに流れると思いますので、
皆さん@Tokai_SRPをチェックしてくださいね!

各機体の概要は以下の通りです。

☆H-36

開発コンセプト:バルブシステムの実証試験
機体全長:1.8 m
機体重量:9.6 kg
到達高度:230 m(シミュレーションによる最高到達高度)

この機体ではエンジンに係る新システムとなる「バルブシステム」の実験を行います!
このバルブシステムはエンジンだけではなくランチャーやGSEにも及び、
様々な要素が組み合わさって可能となったシステムです。

IMG_2230.jpg

↑12月のシステム試験の様子

バルブシステムとは?
今まで私達の開発してきた自作エンジンは
広く学生ロケットで使われているHyperTEKのランチステム方式を
使い、酸化剤の充填及び点火・主流路開放を行ってきました。
うまく纏まっている方式ではあるのですが、技術的課題も多く、
TSRPでは主流路の弁を能動的に操作でき、ランチステム方式の課題を
カバーできる「バルブシステム」の開発を数年掛けて行ってきました。

様々な技術的課題を乗り越えて出来た「バルブシステム」ですが、
いよいよ技術実証まで漕ぎ着けることが出来ました。
(開発の苦労は後日担当者から語ってもらうことにしましょう(笑))

☆H-37,H-38,H-39
開発コンセプト:オープニングショック(パラシュートが上空で開く際に発生する衝撃力)の実測値の測定
機体全長:1.5 m
機体重量:7.5 kg
到達高度:360 m(シミュレーションによる最高到達高度)
残りの3機は同一機体を使用して3回打上実験を行います!
(TSRPでは打上げごとに名前が付くので同一機体でもH-37,H-38,H-39となります)

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オープニングショックとは?:
機体が上空でパラシュートを開いた時に発生する力で、
非常に大きな力がかかる(静荷重の数十倍など諸説あり)など、
機体や分離機構の設計を悩ます一つとなっています。

そこで、その力を実測して今後の分離機構の開発や機体設計に活かせるデータを取得しよう!というのが
この機体の開発コンセプトになります。



…と、今年の大樹町実験も盛りだくさんです(笑)
この一つひとつの要素技術が今後のロケットに大きく活きていきますので、
しっかり成果を出せるよう、プロジェクトメンバー一丸となって頑張っていきますので、
皆様ご支援・ご声援をよろしくお願いします。

category: 13th HybridRocketProject

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